マーケット情報:日銀の国債買いオペに関心、減額なら円高リスク

経済指標・ニュース

[東京 16日 ロイター]

日本国債の現物債市場で、10年最長期国債利回り(長期金利)がマイナス0.250%まで低下。16年7月以来3年ぶり低水準をつけた。世界的な金利低下と歩調を合わせる形で、円債市場にも金利低下圧力が強まっている。

市場では、きょう日銀が実施する予定の国債買い入れオペに関心を寄せる声が出ている。最近の金利低下を受けてオファー額が減額されて円金利が反転上昇すれば、日米金利差が縮小して、ドル/円に売り圧力がかかりやすくなるためだ。

きょうのオペは残存5年超10年以下が対象。前回のオファー額は4800億円だった。円債市場では4500億円程度への減額を予想する声が出ている。発表は午前10時10分頃。

為替市場では前日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁が、9月理事会で景気刺激策を発表すると発言した、との報道を受けてユーロが下落。1.1091ドルと2日以来の安値をつけた。

<10:15> ドル106.13円付近へ小幅下落、日銀が国債買いオペ減額

日銀は残存5年超10年以下の国債買い入れオペのオファー額を4500億円と通告した。前回の4800億円から300億円減らした。ほぼ市場予想通りで、ドルは106.12円付近と数銭円高に振れた程度。国債先物は10銭程度買われたが、10年金利はマイナス0.250%のままだった。