ECB理事会前に調整主体の取引、ドル113円半ば

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点に比べドル安/円高の113円半ばだった。

欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表を控え、調整主体の取引。

午後は米金利をにらんで上下動した。

 

 

午後のドルはしばらく113.40─50円台で小動きが続いていたが、午後2時過ぎに113.34円まで下落。きょうの安値をつけた。

米長期金利の低下などでドル売り/円買いに傾斜した。

その後、米金利が再び上昇したこともあり、ドル/円も下げ渋った。

「114円台の定着に失敗したことで上値の重さが意識されている。一方、113円前半では国内勢の買いも観測される」(外為アナリスト)という。

海外で急速に円高に振れたクロス円は、きょうは横ばい。

前日17日ぶりに反落した日経平均は小幅に切り返したが、一段高は見込み薄との見方も増え始めており、円相場の手掛かりにはならなかった。

<午前のドルも一進一退>

午前のドルも一進一退だった。

海外市場でドルが軟化した流れを引き継いだが、下値では短期筋を中心に小口の買いが入った。

市場では生保各社の下期運用計画が話題を集めていた。

各社からオープン外債投資に前向きな声が相次いでおり、ドル/円の下支え要因となる可能性がある。

一方で「彼らの買いを期待して先回り的にドルを買い持ちにしても(米金利動向や北朝鮮情勢などで)一気に下落するリスクもある」(都銀)といい、過度な期待は禁物との指摘もあった。

[東京 26日 ロイター]

参考サイト


金融庁

経済産業省

財務省