FX口座を開設するための審査がありますが、無職(専業主婦)だからと言って、審査に落ちることはありません。
FX取引をするためにはFX口座を開設しなければなりませんが、その際に避けては通れないのが、FX会社による審査です。
ただ、審査といってもキャッシングやクレジットなどとは別物であり、基本的には銀行口座を開設するのと同じくらいですので、
【無収入かつ資産無し・投資経験ゼロ】などといった極端な例を除けば、たいていは問題なく口座開設できます。下記に説明しますが、無職(主婦)でも、年齢制限等の条件をクリアすれば、口座開設は可能です。
しかも、FXの口座開設に必要な情報は基本的に自己申告制ですので、裏付けを求められることはありません。
したがって、入力内容や本人確認書類に不備がなければ、2~3営業日でスムーズに口座開設は完了します。
しかし、稀に審査に落ちたという人もいるようですので、口座開設の審査に落ちないようにするにはどうすればいいのか、下記の内容をしっかり確認しておいてください。

FX審査に落ちた方へ 考えられる理由
・申込内容の不備
・連絡が取れない
・資産がない
・投資経験がない
FX会社の審査内容は公表されません。事前に得られる情報としては、下記の審査基準(申し込み資格)だけですので、ひとつずつ説明していきいます。
FX口座開設の審査基準
FX会社によって審査基準が異なっており、たいていのFX会社で審査内容は公表されていません。
ですので、いくつかの申込受付基準について公表している証券会社を参考に、FX口座開設における主な審査基準をまとめてみました。
年齢
「20歳以上80歳以下の成人であること」を基準として定めているFX会社が多いようです。
職業
たとえ無職やフリーター、主婦、学生だからといって、審査に通らないということはありません。
ただ、外国為替証拠金取引を取り扱う会社の従業員や、証券会社勤務の人などは審査に通らない可能性が高いです。
金融資産の保有額
例えばGMOクリック証券の場合、FX口座開設の条件として「100万円以上の金融資産」と定められています。
ここでいう金融資産とは、FX取引をする際の投資予定金額ではなく、手持ちの現金、銀行に預けている預金、株式・投資信託・国債・公社債等の有価証券の総額のことです。
従って「金融資産100万円以上」とはいえど、「現金で100万円以上準備しなければ審査には通らない」といったことはありませんのでご安心ください。
また、申告した金融資産を全てFXの口座に入金する必要もありません。
なお、ここで例にだした「100万円以上の金融資産」というのは比較的高い方で、ほとんどのFX会社では「30万円以上」が多いようです。
もちろんこの金融資産の保有額も自己申告制で、調査されることもまずないので、多少多めに書いても大丈夫でしょう。
投資経験があるか
未経験では審査にマイナス要素となる可能性があります。
たとえ投資経験が全くなくても、FXもしくは株や外貨預金などの経験が少しでもあると申告すれば、審査で落とされることはありません。
メール・電話を有しており、ネット環境が整っているか
携帯電話やスマホで口座開設できて取引も可能という場合であっても、パソコンを持っていて使えるかどうか、パソコン用のEメールアドレスを持っているかどうかを条件としている証券会社は多いようです。
というよりPCやスマホもなくネット環境が整ってないようではFX取引どころか口座開設もできません。
個人情報が正確に提供されているか
住所など重要な箇所が記入されていなかったり、誤字脱字が多い場合、信用情報上問題のない人でも審査に落ちるケースがあるようです。
反社会勢力と一切関係がないか
FXの口座開設に限りませんが、反社会勢力との関係がある場合はほとんどの審査に通らないでしょう。

FX口座開設審査で落ちる人
満20歳以下の人(SBIでは18歳以下)
多くの証券会社では、口座開設する際に年齢制限を設けています。
FXの場合には20歳以上というのが一般的な条件です。
満75歳以上の人(GMOクリック証券では80歳以上)
年齢の上限についても制限を付けている証券会社は多く、GMOクリック証券の場合80歳以下、インヴァスト証券の場合は75歳未満となっています。
海外に居住している人
FX取引を行う国内業者は大抵この条件を付けています。
ただし、日本に住んでさえいれば国籍は問わない、というのが一般的です。
海外に居住している場合は海外のFX業者を利用するしかないようです。
本人確認書類と住所が一致しない人
間違いや不備のないように記入・入力しないと審査に通りません。
生活保護受給者
生活保護を受給している人は、FXをはじめとした全ての投資をすることは出来ません。
生活保護は前提条件とそて「資産・能力等すべてを活用しても生活に困窮するもの」とあるので、資産を有していない場合に受給できるわけです。
FXは余剰資産を有しているかを口座開設時に審査するので、結果的に審査で落ちてしまいます。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]以上を踏まえた上で、FX口座開設の審査に落ちないよう不備なくしっかり口座開設にチャレンジしてみてください。
[/st-mybox]FX各社の審査基準(公開されている情報)
ネットからの情報になりますが、審査落ちした人の傾向を調べてみると、「金融資産が少なすぎる」、「取引の経験がまったくない」と入力をした人が多かったようです。
GMOクリック証券
この中で、ポイントとなるのは、
・主たる資金の性格
・主な収入源
・資産運用期間
・金融資産
・投資可能資金額
となると思われます。
無職、専業主婦(主夫)の場合は収入がほとんどない状況かと思いますが、現在の年収は審査落ちする原因にはならないようです。

DMM FXの審査基準
審査で重視されるポイントは、主に「未成年ではないか」「自己資産」の2つのようです。
証券会社にとって口座を開設する人は「お客さん」な訳ですが、FXをする資格があるのか・余裕資金でやるのか・リスクを理解しているのか等を確認するための審査です。
確認した上で申し込みに進むわけですが、まず初歩的な審査落ちの理由としてあげられるのが氏名や住所などの誤字や記入漏れです。
提出する本人確認書類と1文字でも相違点がある場合、手続きしなおしになってしまいますので、本人確認書類を見ながら一語一句、間違わないように記入してください。

LION FX(ヒロセ通商)の審査基準
ヒロセ通商の審査基準も他社と同じで「余裕資金があるか」と「投資としてやるのか」が重視されると思います。
証券会社側は、FXを投機(ギャンブル)として捉えている人を排除したいようなので、そういった人を審査の段階でふるい落としているということです。

以上、審査基準についてまとめてみました。
では、早速、FX口座を開設してみましょう!

FXの口座開設時の審査で重要なのは以下の5点となります。
(※申込時の入力項目・重視される項目はすべての証券会社で共通です)
- 契約締結前交付書面などの同意要項に同意しているか
- 20歳以上の国内在住者か
- 過去に口座を作ったことがないか
- 本人であることに間違いはないか
- 資金に余裕はあるか
です。
しかし、証券会社ごとに審査基準は同じでも、審査に通りにくい証券会社と比較的通りやすい証券会社が存在します。
初心者の方が注意すべきこと
最初の段階だからこそ「損をしない業者」を選ぶべきです
最初に業者を選ぶ際、みなさんはなにを基準にして選びますか?
「しっかり業者のスペックを比較して選ぶ」という堅実派な方もいれば「人気みたいだから」となんとなく決めてしまう方もいらっしゃるでしょう。
証券会社の口座は開設にお金がかかるわけではないですから「なんとなく」で選んでも問題ないのですが、最初の段階でどんなトレードをしていくのかを決めておけば無駄な損を回避することができます。
業者を比較して見比べたとき、どこも大きな差はないように感じるかもしれませんが、例えばスプレッドが0.1違うだけでも積み重なると無視できない差になります。
1回のトレードでは10円の差ですが、年間だと240pips分に差が膨らんでしまうわけです。
単純計算で10万通貨だと25万円、100万通貨だと250万円も差が出るのですから大きいですよね。
貰える利息スワップのポイントはしっかり調べて比較する方が多いのですが、損をする方は軽視して比較せずに選んでしまう方が少なくありません。
トレードスタイルを決める
FX初心者の方は、とりあえずトレードしてみて自分に合ったスタイルを見出していこうと考えている方が多いと思います。
まだ実際にトレードしていないのですから当然といえば当然だと思います。
しかし、上の項で書いた通り、スプレッドひとつに注目してみてもそれぞれの証券会社で差があります。
スプレッド以外にもトレードスタイルによっては損をしてしまうポイントがありますので、それぞれしっかり比較するべきです。
- 短時間で何度もトレードをするスタイルの場合に重視すべきポイント
- 1つのポジションを長期間保有するトレードの場合に重視すべきポイント

無職・主婦・学生も口座開設できる!
一般的に収入が少ない無職や主婦・学生の人は口座開設が難しそうな気がしませんか?
実はFXの口座開設に職業はほとんど関係ありません。
上述した通り、FX会社が重要視しているのは資産です。仮に無職であっても、投資能力のある資産を持っていれば職業は関係ありません。
無職の人や専業主婦でも、ほとんどのFX会社の審査に問題なく通ります。また、学生でも満20歳以上であればFXの口座開設が可能です。
- 手続き自体は6~10分!15時までに書類を提出すれば即日審査も見込める
- 口座開設の手数料・維持費は無料なので過度に慎重にならなくても大丈夫
- 無職・主婦・学生だから審査に落ちるということはない
- 初回入金額はいくらでも可能
- 1番手続きが速く終わったのはGMOクリック証券!
では口座開設のための申込手続きそのものと、審査が完了するまでの日数にはどれくらい時間がかかるのでしょうか?
実際にやってみました。
【結果】
多くのFX会社で10分以内に口座開設の申込が完了しました!
口座開設といってもほとんど面倒な手続きはなく、スマホ1つで簡単に申し込むこともできます。
- 申込~口座開設完了までの期間が短いFX会社を選ぶ
- 15時までに申込手続きとマイナンバー等の書類提出を行う
- 自分が郵送物を確実に受け取れる日に合わせて申し込む
FX口座開設の3つの重要審査基準
口座開設の審査は厳しいのでしょうか?
多くのFX会社では審査基準は非公開ですが、実際どんなポイントが重要なのか解説します。
基本的には以下の3点を満たしていれば、誰でも口座開設できます。
①資産を持っていること
②満20歳以上であること
③ウソを書いて申し込みをしないこと
多くの人は「資産」が気になると思いますが、学生でも審査に通るレベルなので、銀行の口座開設とほぼ同じと考えるといいと思います。
例えば、GMOクリック証券は「100万円以上の金融資産」が審査基準にあります。
他のFX会社も、公表はしていないのですが100万円以上や30万円以上といった審査基準を設けているところもあり、その基準に満たなければ審査に落ちてしまいます。
しかし、FX会社はあなたの実際の資産を調査することも出来ません。
事実と大きく離れた金額を申告するのは問題ですが(※虚偽申告の問題)、少し余裕を持たせて申告した方が、審査に落ちる可能性は低くなります。
(※例えば、保有資産が90万円なら100万円と申告するなど)
また、本人が申告しない限りFX会社側で借金を把握することはできません。
そのため、通常は借金があっても問題なく審査に通りますので、安心してください。
審査に落ちた時の原因は?
FX会社で審査に落ちても、「他社に申し込んだら審査に通った」ということはよくありますので、1社落ちたぐらいで諦めることはありません。
審査に落ちた場合、その原因を知りたいとFX会社に電話やメールで問い合わせる人が多いです。
しかし、FX会社では審査情報を開示しておらず、落ちた理由は絶対に教えてくれません。
また、再審査を受けることは可能ですが、FX会社の顧客管理部門は一度審査に落ちた人をリストアップしていることがほとんどです。
落ちた原因が解決されない限りは、何度審査を受けても高確率で審査に落ちるでしょう。
審査基準はFX会社によって異なるので、審査に落ちた原因の見当がつかない場合は、別のFX会社で申込みしましょう。
マイナンバーを提出しても勤務先にはバレない
FX会社の口座開設にはマイナンバー確認書類の提出が必須です。
しかし、FXを始めたことが勤務先に知られることはありません。
なぜかというと、マイナンバー制度は行政が個人情報を適正に把握し、徴税を円滑に行うためのものであり、あくまでFX会社が税務署などに報告をするために利用されるものだからです。
マイナンバーをFX会社に提出したからといって勤務先の会社に副業が知られることはありませんので、安心してマイナンバーを提出しましょう。
2社以上のFX会社で口座開設しよう
大切な資産を守るため、できるだけ損失を少なくするため、そしてリスクヘッジのために、FXの口座は複数開設することをおすすめします。
どういうことかと言うと、FXではときに大きな金額が動くことがあります。もしも肝心な時にシステム障害が起きて取引できなくなったら、稼げていたはずのものを逃してしまったり、小さく抑えられていたはずの損失が大きくなってしまったりと、大変な事態になりかねません。
あなたの大切な資産を守るためにも、システム障害などが起きた場合に安心だからです。
過去にも注文が一定時間入らなくなったり、ログインができなくなってしまったという障害は大手のFX会社でも起きています。
そうした場合、必ずしもFX会社が補填(ほてん)対応をしてくれるとは限らないので、他のFX会社で反対のポジション(※A社でロングポジションを保有していたら、同じアマウントのショートポジションをB社で建てる)を持つことで、リスクヘッジをする必要があります。
申込後から口座開設完了まで
申し込みが完了したら、次は本人確認書類を提出しなければなりません。
本人確認書類は運転免許証が無難
FXの口座開設の際、本人確認書類として提出できるものは、以下の4点のいずれかであることが多いです。多くの人は運転免許証を提出します。
・運転免許証
・健康保険証
・住民基本台帳カード
(住所や氏名、生年月日の記載があるもの)
・住民票の写し
一部のFX会社の顧客管理部門では、パスポートを提出すると警戒するところもあるので、基本的には運転免許証を送ることをおすすめします。
また、住民票の写しや健康保険証など顔写真のついてない本人確認書類については、提出するマイナンバー確認書類が「マイナンバー通知カード」の場合に2つ提出を求められる場合があります。
本人確認書類を送るタイミングは、申込フォームの記入が終わった後である場合がほとんどです。
ただし、各市区町村窓口で受け取れるマイナンバーカードであれば、それ自体が本人確認書類の役目も果たすので、運転免許証などの書類を提出する必要はありません。
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